根尾谷の「淡墨桜」の株分けクローン桜は満開でした。

淡墨の名は蕾みのときは薄い桃色で、開花には白色となり、散り行く時に薄墨色なるところから由来している。この桜は植樹したときから記録をとどめており、継体天皇が手植したといわれているので樹齢は1000年をゆうに超えると言われています。この桜の魅力は、この見事な姿だけではなく、伊勢湾台風で大きな被害を受けてから枯死寸前となった桜を、作家宇野千代や桜守り達の努力により生き返らせた物語にあります。
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宇野千代さんにかかわらず、桜に関しての日本人の思い入れは数限りなく残されています。日本人の根源にある潔さ、あるいは諸々の精神性が桜の木から生まれているのも東洋の小さな国の不思議な魅力なのでしょうか。
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画面右下は岐阜県根尾谷の「淡墨桜」の原木
by citystone | 2010-03-28 14:01