村上龍の挑発エッセイ!

 「逃げる中高年、欲望のない若者たち」と副題の付いたこのエッセイは、近年では中学生へ向けて働くことへの興味を促す目的で『13歳のハローワーク』などの著書で知られる村上龍さんが、昨年の11月に上梓した著書です。
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 挑発に乗った訳ではありませんが、彼が発信する希望へのサバイバル・メッセージととらえて、このエッセイを読めば、何かしらの生きる意味の新しいヒントやアイデアが浮かんでくるかもしれません。 小説家は、常にストーリー・テラーとしてではなく、本というメディアを媒介として読者にことばのメッセージを送り続けて欲しいと思います。それが、受け取られるか否かは分かりませんが、本を読む文化を持っている日本人のためにも…。
 尚、この本の体裁は日本で出版されているほとんどの書籍が、縦書きであるのに、このエッセイは横組である。その分は行間などが工夫されて読者に読みやすくしている。下記の電子ブック対応とともに、今後の書籍出版にも影響を与えるでしょう。
※村上龍さん、電子書籍制作・販売会社を設立へ

村上さん自身の既刊・新刊のほか、瀬戸内寂聴さん、よしもとばななさんらほかの作家の作品も電子化して販売するという。すでに「歌うクジラ」を電子版として上梓している。
by citystone | 2011-02-01 15:53 | BOOKS