黄瀬戸の表現力。

 陶芸の作品では、何かを創ろうとした時に(特別に何か創ろうと考えた場合は別)自然体で臨めるのは、やはり「湯のみ」を創ります。それは私の場合ですが、手法が手ひねりだからでしょうか。大きさとか形とかは、何となく考えたりもするのですが、なぜかほとんど同じような大きさと重さで整形がされるようです。
e0151340_12135268.jpg
 次の段階ですが、釉薬を決める時に迷ったら「黄瀬戸」なのです。素焼きが出来たところで、釉薬に何を掛けるか、模様を描くのか手法は様々にあります。でもそんな時に迷う事無く使えるのは「黄瀬戸」釉です。手ひねり手法の勝手な整形にどうやっても面白い表現をオートマチックに加えてくれます。形を決めるのは自分ですが、それに自在な表情を付けてくれるのが「黄瀬戸」釉なのです。
※手前は昨日焼成されたコップ、右奥は湯のみ、左奥も湯のみ(一部焼締め)
by citystone | 2011-05-03 12:24 | 陶芸