南半球では、動物達が大変です。

 ニュージーランドの海岸に、南極に住むコウテイペンギンが漂着しました。ニュージーランドにコウテイペンギンが上陸したのは、およそ100年ぶりとか、南極が住みにくくなったのでしょうか?
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 南極の氷が、温室効果ガスの増加により、年々縮小しています。氷の上で卵を産み生活をするコウテイペンギンは、巨大なコロニーが失われて間もなく絶滅危惧種に指定されるかもしれません。「コウテイペンギンが絶滅を避けるには、適応するか、移住するか、成長のタイミングを変える必要があるだろう」と言われている。「しかし、これから予想される(温室効果ガスの)増加とそれが南極の気候に及ぼす影響を考えると、地球の最南端にこれだけ長く暮らしてきた種が、進化や移住をする可能性は低いように思える」と研究者は述べていますが、もしかしたら、ペンギンは進化を目指しているのかも?
 一方、オーストラリアの野生ラクダは、19世紀に入植者が連れてきたラクダが野生化したもの。現在、豪大陸内部の砂漠を中心とする辺境地帯を徘徊する数は、120万頭に上るとか。
これらのラクダが草原を食べ尽くして植生が失われるなどの害を考慮すると、ラクダ1頭につき年間平均で、CO21トンに匹敵するメタンを算出している計算になり、同国の大きな温室効果ガス排出源になっているとみなされています。(日本でもエゾシカ、ニホンジカの林業被害が大きな問題になっています)




 オーストラリアは、発電は火力中心、輸出は鉱山資源に大きく頼っている、国民1人当たりの温室効果ガス排出量が世界でも最も多い国の部類に入るが、政府は方針の転換を模索しており、農業・林業従事者や土地所有者などが排出削減のアイデアを考案した場合、新たな経済的機会を与えることを検討中という。

このように国民の声などを募集するというのが何ともユニーク。頭でっかちの何処かの国とは大違い。
by citystone | 2011-06-28 11:48 | 動物