アナログとデジタルの間を蛙跳ね

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 車谷長吉(くるまたにちょうきつ)さんは、直木賞作家である。その作品は、平成10年に上梓された「赤目四十八滝心中未遂」です。発売と同時に、そのドラマチックな内容が評判となり、当時のベストセラーとなりました。映画化や、脚色されて舞台などでも大評判となった事を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。車谷さんは、自分は身体障害者だと述べていますが、その生き様や、病の記述などでも特異な作家として時代を体現していると言えるでしょう。
 敬愛する文学者は、森鴎外と夏目漱石を挙げて、このお二人の作に触れた事が現在の自分に繋がっている、また文学の礎になっているとも述べています。この「人生の四苦八苦」は、ご自分の講演された内容のような仕立てになっていて、タイトルを見る限りでは、読みにくそうですが、極めて読みやすい文体になっています。私はいつもの様に図書館siteから予約を入れて借りてきました。
by citystone | 2011-07-27 19:33 | BOOKS