浮いているみたいに軽〜いボウルができました。

浮いているみたいに軽〜いボウルができました。_e0151340_12201265.jpg
 大きさにもよりますが、盛りつける器は平らな皿よりも、とうぜん重くなります。今回は大きくても軽いボウルがテーマでした。まず比重が軽い陶土を使いますが、薄く加工すると割れてしまう恐れが多分にあります。そんな様々な課題がありましたが、「何となく創る」という感覚が今回も大きな失敗もなく、色変り(黄瀬戸釉、唐津釉)の二つのボウルが焼成できました。
 まさにプラスチック製の器のように軽いのですが、その分洗うときに丁寧に扱えば割れてしまう事故は避けられるのではと思っています。例えば、パスタなどを作った場合にも、皿よりも食べやすくて、まわりにソースなどを飛びちらかすことも少ないでしょう。つまり高齢者向きの食器を自ら造ったということですね。
※サイズ/直径17cm、深さ6cm(写真の上は唐津釉、下は黄瀬戸釉)
by citystone | 2011-09-21 12:36 | 陶芸