カテゴリ:言葉ことば( 43 )

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 陶芸の釉薬には、時として面白い絵柄が登場します。今回はボウルの中心部に描いた円形の筆耕に、どこからか妖精が飛び乗ってきてくれました。こんな小さなことで喜ぶ自分がいることが、人生を楽しくさせる意味なのかもしれません。
 ところで、宇宙開発なる全く無謀・無駄な計画が、落下する無数の宇宙ゴミによって末代まで恐怖に陥れるというニュースが先週にありましたが、台風や津波に代表される自然災害さえクリア出来ないヒトが、宇宙に無駄な経費をかけるという意味を、もっと各国が考え直す必要があるでしょう。手の届くところにある、海洋・海底に目を向けて、エルニーニヨやその他の海流の調査や、深海の断層の研究に向けた国際的な海洋研究が、喫緊な課題として出て来るのでは思います。
 海洋大国を自認する我が国には、宇宙よりも海流・海底の研究を積極的に推進する必要があるでしょう。宇宙開発とかステルス戦闘機に懸ける巨額な経費を、いい加減に止めて、何が本当の未来に必要なのか、を考える時代になっていると思います。
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 また、今日も一階のポストに入っていました、先週にお断りをしたイシカワ・ヒデオさんの絵手紙(版画)ですよ。とっても素晴らしくてお断りするのも変なのですが、何しろ立派なのでそれなりのファイルが必要ですが、そのファイルなる代物が手作りで大変な時間と手間がかかります。もっとも私が作れたら問題はないのですが、とんでもない!本職の製本屋さんが大変な手間をかけて創り上げるオリジナルのファイルなのですから。
 この四十八ページの貴重な一冊、それが、先週に満杯になってしまい、イシカワ・ヒデオさんにお断りをしたというわけなのですが、全く無視されてしまい、あの絵手紙の新作が今日も届いてしまったという困った一日でした。
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 今や日本の人口の約三分の一は高齢者です。そして医学・薬学の進歩によって高齢者はますます高齢になっています。それと伴に医療費の負担も拡大し続けています。高齢者の自立と何らかの社会的な参加・貢献も、考えていかざるを得ない時代になってきました。既に病床に伏して居られる方々には負担を与えないようにしなければなりませんが、退職なさり何かテーマを模索されて居られる方、そして元気な方は、例えば各地の地区センター等で実施されている「健康と介護予防」などの講座に参加され、講師の先生ののお話を聞いて研鑽をされ、自己リニューアルなさるのもお勧めです。
 先日に反町ケアプラザで行われた、講師:加倉井さおりさんのお話から。
健康情報などの知識は、たくさんありますが、いかにわかりやすく「自分のこと」としてとらえるかが、大切なことだと考えています。「自分の人生、健康で何がしたいのか」「自分はどうありたいのか」といった視点を入れるようにして、皆さんに問いかけ、考えていただきます。
 そんなお話の中からから、今まで自分が考えていた、これからの、あるいは明日の在り方と合わせて、パズルのように組み合わせて考えるのも楽しくなるのかも知れません。

加倉井さおり
(株)ウェルネスライフサポート研究所代表
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 これは、マスコミ各社への提案です。日本の政界は、ようやく無力な内閣が総辞職して、野田首相が誕生しました。政権内の勢力闘争から5人の立候補が出たことでマスコミ各社は、それらの候補者のあることないことを小女子(こおなご)のように群がって詮索し、勝手な情報をバラまきました。
 結果的に、5人の候補に依る討論会がプレスセンターで実施され、NHKに依る全国放送が行われました。各候補の発言(政権への意欲と論旨)が公開されて、発言内容や、態度が明確に全国民に露出されました。最後にプレスの代表が(6名)候補者に質問をしましたが、折角の立候補者の発言を無視されたような質問で、マスメディアの場を考えない無知な能力が露見し無駄な時間でした。
 数え上げれば切りがありませんが、「ぶらさがり」というメダカのように群がっての取材や、ストーカーまがいの追跡取材など、政治家はタレントではありませんから取材する側も、自分が何のために何を今しようとしているのかを考えて行動するべきでしょう。マスメディアも人員削減が必要ではありませんか?それと、会見場での一斉のパソコンキーボードの入力も如何かなと思います。発言者の正確な一言一句を記録したいのでしょうが、雑音で発言が遮られてしまうような事もあるのではないでしょうか。場に依っては発言が緊急性があるとは思えませんので、ご自分の視聴覚を駆使して、しっかりと話を聞く事が肝心ではと思います。
 それと、ニュース番組に特化した放送局を創られてはいかがでしょうか?この案はすでに日本の各地で検討をされていると思いますが、スポンサーや視聴率がネックであると聞いています。インターネットが普及しているので必要が無いという意見も在ると思います。しかし、都市部以外の自治体ではインターネットの普及が遅れていると思います。時間帯限定(朝・昼・夜間)で放映するか、事件が在った時などの緊急時などで、地方の自治体がスピーカーによる放送と同時に実施しては如何でしょうか。ジデジの普及にあれだけ時間とお金を使うなら、ぜひニュ−ス番組放送局の実現を期待しています。
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 9月1日は「防災の日」ですが、何時の記念かというと「関東大震災」の記念日なのです。考えてみると、日本には「終戦記念日」とかヒロシマ・ナガサキの「原爆の日」それに「阪神淡路の震災の日」などなど、負の記念日が目立ちますね。それでは晴れの日は、何が何時頃に在ったのでしょうか?
 明治時代に遡ると、ロシアのバルチック艦隊を撃破した「日本海海戦勝利」がありますが、最近のテレビドラマの題材としては貢献してはいるのでしょうが、戦後の街頭テレビで国民を熱狂させた「力道山の空手チョップ」程度の不満のガス抜きみたいなものだったのでしょう。
 さて、それでは今年の3.11はどのような日になるのでしょうか?私は、事実をそのまま記念するだけでなく、復興を強く意識することから、「3.11復興の日」とするのが良いのではと思っています。

防災備品/ラジオ(単一電池対応)、携帯電話(充電池・イヤフォンでラジオ対応)、懐中電灯(LEDライト蓄電池対応)などを用意しています。
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 あの小沢一郎を前世期の遺物として、「ちゃぶ台返し」と揶揄して立候補した野田佳彦氏は、今回の民主党の代表選で逆転勝ちを果たしました。勝ち負けはともかく、新代表となった野田佳彦氏に、これからの日本の復興再建が託されました。常に小沢一郎氏の影響力を基盤としてきた民主党が、この段階で旧来の「ちゃぶ台返し」を許さなかった野田陣営のこれからの真価が問われる結果となりました。
 野田氏の「雪だるまを押して坂を登らなければならない」現実をリアルに表現したコメントが、私には日本の現実的な深刻さを正しく表現して、当たり前ですが政治家としてのポジショニングであろうかと思いました。
 ここ2.3年の短命政権で終わった時代がようやく本来の政治家に依頼出来るようになったように感じています。
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 なにもできない何もしない、そんな行脚老人のような日本の首相が、ようやく変わろうとしています。しかし、誰が新しいリーダーになるのか、日本人にはその人材の人となりが、全く見えてきません。同じ党の中から何人かが手をあげているようですが、誰が決まったにしても、リーダーとしての気配を感じられる人はいるとは思えません。
 「私は変わった、変わるように努力したのだ」という、福原義春さんの本のタイトルのように努力をしてくれる人に生まれ変わって、日本のリーダーとして国難を凌いで行く手腕を見せてもらいたいものです。
 また、仮になってしまった方にもこの本を「座右の一冊」として読み返していただければ、必ずやその方の人生観が変わる、そして努力される人になると思います。
 福原義春:資生堂名誉会長、東京都写真美術館館長、企業メセナ協議会会長など公職多数。

※福原義春著「福原義春の言葉:私は変わった、変わるように努力したのだ」求龍堂2010年発行
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 福岡伸一教授の著書「動的平衡」から、興味深い記述を見つけたのでポイントだけ抜粋をしてみました。
—私(福岡)が三歳の時、体内実験を行って自分の「時間感覚」で「一年」が経過したとします。そして私が三十歳の時、もう一度この実験を行って「一年」を過ごしたとする。さて、この二つの時期に行った実験では、どちらが実際の時間としては長いものになったのでしょうか。それはほぼ間違いなく三十歳の時に感じる「一年」の方が長いはずだそうです。それは私たちの「体内時計」の仕組みに起因している。時間経過は、全てタンパク質の分解と合成のサイクルによってコントロールされていることがわかっています。つまりタンパク質の新陳代謝速度が、体内時計の秒針なのである。そしてもう一つの厳然たる事実は、私たちの新陳代謝速度が加齢とともに確実に遅くなるということである。つまり体内時計は徐々にゆっくりと回ることになる。そして私たちの内発的な感覚はきわめて主観的なものであるために、自己の体内時計の運針が徐々におそくなっていることに気がつかない。—
 つまり、年をとると一年が早く過ぎるのは、実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度が付いて行けない。つまりそういうことなのだそうです。

※福岡 伸一(ふくおか しんいち)日本の生物学者。青山学院大学教授。専攻は分子生物学。農学博士(京都大学、1987年)。東京都出身。いのちドラマチック(NHK-BS)レギュラー出演。
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 人間の証明ではなくて「カッコいい証明」のジョー・山中さんが、あちらに逝かれました。このところカッコいい男達、原田芳雄、松田直樹さんが、何故か次々とあちらに旅立って行かれます。この悲惨な状況の日本に愛想を尽かされたのでしょうか?
 今年のお盆は、各地、個々人で悲しい思いの追悼があるでしょう。まだまだ耐えなければならない長い時間と課題が、日本には無数に存在します。合掌
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 この「海紅」という句集は、歌人のKTさんから頂きました。この句集の表紙にある和数字で何気に表記されている数値を、算用数字に換えてみると。なんと90年以上の歴史があるのを感じて、その重さと継続されたパワーに圧倒されてしまいました。
 この飾り気の無い小冊子には、多くの方々の深い言葉の歴史が込められていたのです。日本全国の方から、この句集のために紡ぎだした言葉の数々を、感慨とともに今後も拝読し、諸々の課題やテーマをを考える際の、貴重な糧にしなければと感じています。

※インターネットで、海紅社のコンテンツが紹介されて居ます、句会の詳細など情報は下記掲載siteへ
http://www.kaikoh.com/