<   2011年 06月 ( 15 )   > この月の画像一覧

 フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(Francesco Tristano Schlime)は、まさしく“21世紀の若きピアニスト”である。なぜならこのルクセンブルク出身のピアニストは、クラシックとテクノポップの演奏を両立させているのだから。
e0151340_1238064.jpg
 同じピアニストのグレングールドとシュリメ、2人を結びつける最大のキーワードは、“バッハ”と“テクノロジー”。“バッハ”について触れておくと、どちらもデビュー・アルバムは『ゴルドベルク変奏曲』である。さらにシュリメはニューヨークで学ぶ時代には、諸々の音楽、音楽家に触れ、ジョンケイジ(John Millicent Cage)にインスパイアされ、さらに新たな音楽の世界に浮遊して行く。その端緒がテクノポップだったのでしょう。(テクノポップであれば、坂本教授が思い浮かびますが、ピアニストとしてはクラシックのアルバムを上梓するほどではなかったのかも)
 いずれにせよ、バロックとテクノを弾きこなすシュリメは、音楽の世界にボーダーレスな時代と、好奇心を満足させるステージを生み出しています。5年ほど前に、映画「4分間のピアニスト」(ドイツ映画)を見ましたが、そのラストシーンでのピアノの弦を身を乗り出してかき鳴らす演技は、シュリメの演奏にも取り入れてあり楽器(ピアノ)の弾き方にも、ジョンケイジのオマージュが色濃く残っていました。

※コンサート予定(津田ホール)
■バッハ×ケージ Bach×Cage
フランチェスコ・トリスターノ Francesco Tristano
2011年6月30日(木)午後7時開演 Thursday 30 June 2011 7:00pm

by citystone | 2011-06-29 12:41 | music
 ニュージーランドの海岸に、南極に住むコウテイペンギンが漂着しました。ニュージーランドにコウテイペンギンが上陸したのは、およそ100年ぶりとか、南極が住みにくくなったのでしょうか?
e0151340_11373375.jpg
 南極の氷が、温室効果ガスの増加により、年々縮小しています。氷の上で卵を産み生活をするコウテイペンギンは、巨大なコロニーが失われて間もなく絶滅危惧種に指定されるかもしれません。「コウテイペンギンが絶滅を避けるには、適応するか、移住するか、成長のタイミングを変える必要があるだろう」と言われている。「しかし、これから予想される(温室効果ガスの)増加とそれが南極の気候に及ぼす影響を考えると、地球の最南端にこれだけ長く暮らしてきた種が、進化や移住をする可能性は低いように思える」と研究者は述べていますが、もしかしたら、ペンギンは進化を目指しているのかも?
 一方、オーストラリアの野生ラクダは、19世紀に入植者が連れてきたラクダが野生化したもの。現在、豪大陸内部の砂漠を中心とする辺境地帯を徘徊する数は、120万頭に上るとか。
これらのラクダが草原を食べ尽くして植生が失われるなどの害を考慮すると、ラクダ1頭につき年間平均で、CO21トンに匹敵するメタンを算出している計算になり、同国の大きな温室効果ガス排出源になっているとみなされています。(日本でもエゾシカ、ニホンジカの林業被害が大きな問題になっています)




 オーストラリアは、発電は火力中心、輸出は鉱山資源に大きく頼っている、国民1人当たりの温室効果ガス排出量が世界でも最も多い国の部類に入るが、政府は方針の転換を模索しており、農業・林業従事者や土地所有者などが排出削減のアイデアを考案した場合、新たな経済的機会を与えることを検討中という。

このように国民の声などを募集するというのが何ともユニーク。頭でっかちの何処かの国とは大違い。
by citystone | 2011-06-28 11:48 | 動物
 二つのショットの画像から、彼女の目を注視してください。左のボレーからは、明らかに相手の空きスペースを読んでいる余裕すら感じます。また、右のトップスピンからは、相手の壁を打ち抜く自信とパワーを感じますね。
e0151340_22383514.jpg
 ウインブルドン2011女子シングルス2回戦で、予選を勝ち上がって初出場した土居美咲(20)が、08年大会4強の鄭潔(27)に6―3、6―1でストレート勝ちし、3回戦に進出した。22日に同1回戦で第30シードのベサニー・マテックサンズ(26)を破り、2度目の4大大会出場で初勝利を挙げた勢いのままに連勝。若きサウスポーが快進撃で、クルム伊達公子、杉山愛に続く後継者に名乗りを上げた。
 1メートル59と小柄なサウスポーが、初出場のウィンブルドンで大きな一歩を踏み出した。世界ランク133位の土居は、22日のマテックサンズ戦に10年全仏以来2度目の4大大会で初勝利。一夜明けて迎えた鄭潔戦は1時間2分での圧勝で、日本女子では09年の杉山愛以来、2年ぶりに3回戦に進んだ。ウィンブルドン初出場で3回戦に進んだのは、日本では03年の森上亜希子以来5人目の快挙。
 1回戦で世界31位を2時間16分の熱戦の末に下した彼女は「接戦をものにできたことが本当に自信になる、自分は挑戦者なので積極的にプレーする」。とコメント。2回戦では08年のウィンブルドンと10年全豪で4強入りした鄭潔に臆することなく、最後まで思い切りのいいプレーで攻め続けた。
 次の3回戦では、6月の全仏オープンを制した第3シードの李娜(27)が世界ランク62位のザビーネ・リシキ(21)に1―2で敗れる波乱があり、日本女子として5年ぶりの3回戦突破を目指す土居美咲の対戦相手はリシキになった。日本の女子テニス界を支えて来た先輩達をを超えるためにも、ここも思い切った積極プレーで突破。ベスト16を目指して気合いを入れて欲しいですね。

※3回戦では、リシキにストレート負けを喫して、今年のウインブルドンは2勝で終わりましたが、これからは、年間を通してグランドスラムに挑戦し。さらにランキングも上げて世界に挑戦を続け、世界に通用するレフティになってください。

by citystone | 2011-06-24 22:52 | sports
e0151340_20234243.jpg
 日本の首相(菅直人)は、明日の「沖縄慰霊の日」に昨年に続いて、沖縄を訪問する。昨年は何を語ったのだろうか?誰も何を語ったか覚えていないという、今年もさらに不毛の言葉を繰り返すのだろうか。
 政権与党は、想定外の難題を、現在進行形で3つ抱えているままである。大震災、原発事故、そして沖縄基地問題。この難題を首相の得意とする行脚だけでは、何も解決にはならない。政権与党の現在最も優先する課題は、大震災復興ではないだろうか、と私は思う。震災後の100日を経過した段階でも、避難所生活を余儀なくされている方々は6万人以上も居られる、この現状を復興大臣を任命するだけで、不毛の演説をするために沖縄に行くのだろうか。
 さらに、巷間の話題では政権への執着を見せているのだとか。1年半前に虚偽にまみれたマニフェストに惑わされて、民主を選んだ国民も悲しむべきだが、その後の参院選・首長選では、壊滅的に敗北した政権に運営を許している野党も、突出した人材が居ないのだろうか、弱点を責めるだけでは何も生まれはしない。

※ブーゲンビリアの花言葉は、魅力いっぱいの情熱
「さとうきび畑」の歌は森山直子、作詞.作曲は寺島尚彦で70年代のフォークソング
e0151340_16352216.jpg
 松岡正剛「藤原定家」の解釈
能の『定家』には定家が登場していない。それなのに、この曲では定家のイメージが能舞台に響きわたっている。『定家』は、定家の恋情に懊悩する式子内親王の亡霊の物語なのである。中世の芸能者たちは式子内親王を定家の恋人と見て、この曲をつくった。たしかに定家と式子内親王は出会っている。定家20歳のとき、父の俊成に連れられて式子内親王の御所を訪れた。俊成は親王に敷島の道を教えていたとおもわれる。このとき親王は定家よりも10歳ほど年上だった。これをきっかけに、はたして定家が親王を見染めたかどうかはわからない。親王と定家の歌にはいくばくもの共感がひそんでいることから推して、むしろ二人は「歌の恋」をこそ微かにたのしんだのだろう。歌こそ恋であるという、そういう時代でもあった。
それにしても、能の一曲に定家がいなくて定家の一曲であるとは、これはいかにも定家らしい話であるとぼくには思われる。そこにいてそこにいない定家、そこにいなくてそこにいる定家――。定家にはそういうところがある。

※写真の「あじさい」と定家の話は関係がありません。
by citystone | 2011-06-19 16:40 | flower
 自然を観察しようと考えてみても、現代のように都市化が進んでいて。直ぐに自然を見るには、山に行く、海を見に出かけて行くというという事になります。しかし、山に行けば、観光客に溢れ、人を見に行く事になりかねません。海などはもっと人々で溢れていますね。
e0151340_13291894.jpg
 人々は、常に美しい山や海の自然の様を見る事で、癒しや元気をもらっています。しかし自然は、今回の震災のように無類で巨大な猛威を振るいます。そして、収まると何事も無かったように美しい様を見せつけます。破壊されるのは、多数の人々や動植物、人為的な造作物だけです。もちろん自然自体も崩壊しますが、それが正に其処に合った如くに素早く回復してしまいます。それが人為的な造形物ではないからでしょうか。山であれば少しは低くなったり山容が変わります、海であれば海岸線が変わる事はありますが、町が全てなくなるような惨事は自然界にはありませんね。
 政府は取って付けたように自然エネルギー回帰を、突然言い出しました。しかし、自然エネルギー政策を実施するにせよ、何らかの設備と施設が必要です。唐突に自然のエネルギーを活用するからと言っても、自然界はそれを理由には優しくしてはくれないでしょう。日本という地球上の間借りをしている位置が、移動しないことには。我々日本は、立ち止まって信号が変わるのを待っている訳には行かないでしょう。
《NPO法人 環境エネルギー政策研究所のページから》
 今、私たちは地球規模でさまざまな危機に直面しています。そうした中で、「2つの革命」が起きつつあります。小規模分散型の自然エネルギーによる「エネルギー革命」と「第3の産業革命」です。欧州が先導してきた「智恵のある政策」によって、21世紀に入ってから急成長し、今や、唯一の持続可能なエネルギー資源である自然エネルギーをベースとする社会への転換が、現実に構想されるようになっただけでなく、その産業経済的な成長と恩恵は、産業革命としての可能性も、議論されるようになりました。
 環境エネルギー政策研究所(ISEP)は、持続可能なエネルギー政策の実現を目的とする、政府や産業界から独立した第三者機関です。地球温暖化対策やエネルギー問題に取り組む環境活動家や専門家によって設立されました。
自然エネルギーや省エネルギーの推進のための国政への政策提言、地方自治体へのアドバイス、そして国際会議やシンポジウムの主催など、幅広い分野で活動を行っています。また、欧米、アジアの各国とのネットワーキングを活用した、海外情報の紹介、人的交流など、日本の窓口としての役割も果たしています。
e0151340_1239249.jpg
 また現在、長野県飯田市では、市町村レベルの環境対策・環境保全事業で先進的な取り組みを行っています。
市民ファンドを活用した市民風車、太陽光発電事業なども発案し、関係事業体であるエナジーグリーン株式会社によって実現しています。現地を視察するツアーなどもありますから、関心のある方は、環境エネルギー政策研究所事務局までお問い合わせください。

NPO法人 環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也 http://www.isep.or.jp/
おひさまエネルギーファンド株式会社(長野県飯田市)http://www.ohisama-fund.jp/index.html
e0151340_1004457.jpg
 長距離選手の世界との格差を大きいと感じるのは事実ですが、今回の女子5000mでの復活優勝した絹川愛さんは、大きなダメージを乗り越えての復活だったので、心からおめでとうと言いたいです。記録は歴代の六位と目立つほどではありませんが、彼女のランニングフォームが、他のランナーと異なるバランスの良いストライドで、4000m付近で新谷さんを抜き去ったスピードは、すばらしい瞬間でした。ストライド走法は日本人の長距離ランナーに向いていないとされていますが、野口みずき(故障中)さんに続くストライド走法の絹川さんの、今後に注目と期待をして見て行きたいと思います。
 ちなみに、短距離の女子で今回の100と200mで福島さんには負けましたが、中京大の市川華菜さんも同じストライド走法です。怪我をしないで記録を伸ばして欲しいです。
by citystone | 2011-06-13 10:02 | sports
e0151340_20422228.jpg
 YouTubeのタイトルには「原発批判」のようなメッセージをしたと書いてありますが、そんなタイトルは、マスメディアが勝手に付けただけで、村上さんは日本人が現状のような人種ではないという、本来の倫理観であるとか精神性に触れながら、今回の事故に対する謝罪を、受賞という場を借りて国際社会に発信してくれたのです。
 また、エフィシェンシー(efficiency)という産業の政策により、「ヒロシマ」の誓いの言葉「二度と過ちを犯しません」を消されてしまった時代が確かにあったという反省の言葉も、メッセージの中に込めてありました。

※カタルーニァ国際賞(人文科学分野で国際的に活躍した人に送られる。)
 ウォールストリート・ジャーナルは9日までに、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の福島第1原発事故への対応に不満を抱く「西側3カ国」が、原子力関係の国際会合から天野氏を外す動きに出ていると報じました。
 同紙によると、この3カ国の原子力担当の高官は、IAEAが福島原発事故について正確で速やかな分析ができなかったと批判。日本の外交官出身の天野氏はいまだに日本政府の影響下にあり、日本の危機対応などを「適切に批判しているのか疑問が出ている」としています。
e0151340_1849219.jpg
 ついに日本への不信感は、ここまで来たかという感じです。日本中の人々が求めている情報と、政府が公開する情報には、明らかな乖離があります。政府機関以外からの大量の情報やデータが大量に流出ないしは報道され、国民はその情報により正しい知識を持っています。ところが、政府機関からの発信情報はつかみ所のない遅れた内要です。
 こんな稚拙な報道を繰り返す日本政府は、当然のように諸外国から仲間外れにされる前述のような結果が続く事になるでしょう。一刻も早くきちんと対応の出来る政府と、正確な報道を国民に伝える官房長官が出て来て欲しいものです。
by citystone | 2011-06-11 18:51 | internet